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なんの穴かはナイショ
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わたくしは母に、とても厳しく躾けられました。

家から学校、学校から塾、塾から家までは送り迎え付きで遊びに行く時間はなかったし、大学に入ってからも、19歳で家を出るまで休日の門限はなんと午後六時!
そんな早くに帰って何をするかというと、せっせとさやえんどうの筋を取るお手伝いをさせられたりしていたわけです。

漫画や雑誌はもちろん買ってもらえなかったので、幼い頃から読むのは小説や伝記ばかりだったし(それが後にいまの変態につながるわけですが)、嫌いなピアノやフルートのお稽古もさせられてたし・・・ああ、思い出すだけで退屈な、わたくしの未成年時代!

そんなわけで私はいま、遅過ぎる反抗期の真っ最中なわけですが(笑)、母から厳しく言われていたことで感謝していることもあるのです。

立つときは膝をきちんと伸ばすこと
格好良く歩くこと
きちんとした靴を履くこと
そして美しい靴は美しく履きこなすこと

あんなに母に教え込まれていたのに先日のウォーキングレッスンで反省するくらいですもの、正しく歩くことって、ほんとうに難しい。
でも、子供の頃から多少なりとも気を配っていたおかげで、私はまっすぐで程よく筋肉のついた足(某M男曰く「イタリア人の膝下と、わがままな太腿」。なんだそれ)をキープしているのです。


話が長くなってしまいましたね。
新しい靴の自慢をしようと思っていたんだった。

boot.jpg
(おパンツが・・・!)

プレーンな本革ブーツです。
膝にかかる長さと、柔らかなレザーがお気に入り。
ほんとうは普段履きにしようと思っていたんだけれど、これを履いてM男の顔をオットマンにすることを想像したら盛り上がってしまって・・・プレイ用に決定です。
フィット感も素敵でしょう?

その他にもおニュウの靴(増えすぎて納まらないくらい!)はあるので、ちょこちょこ紹介して行こうと思います。

「素敵な靴は、素敵な場所に連れて行ってくれるのよ」
とは母の言葉ですが、母は毎年私の誕生日に美しい靴を贈ってくれます。その中にはたまにプレイで使っているものもあるのですが、まさか「素敵な靴が連れて来てくれた素敵な場所」が私にとってはSMだったなんて・・・。

いい場所に連れて来てもらったなぁ。


[ 2009-02-26 (Thu) 16:02 ]  
   Category:乙女のクロゼット