セッションの際に我々が持参する、大きなプレイバッグ。
中身はもちろん各女王様の私物ですが、基本的なものを除いては(ゴム手袋やペットシーツなどの消耗品も含め)きっとそれぞれの好みが色濃く反映されたアイテムが潜んでいるはず。
体液プレイの好きな私のバッグには、やっぱり体液プレイにまつわるお道具が充実している・・・気がする。そういえば最近お道具の紹介をしていなかった気もするので、常にバッグの中に入れている「スタメン」を紹介してみようと思います。
まずは、縄。
わたしにとっての縄は、「緊縛の相棒」ではなく「拘束の道具」。じっくりねっとり縄で犯すよりも、無慈悲に自由を奪って、そしてその身体を弄ぶ方が好み。しっとりとした緊縛を求めるマゾは、他の女王様とプレイした方がいいかも笑。
縛ったままのメッシープレイになだれ込むことも多いので、手入れの容易な綿ロープを常に持ち歩いています。麻縄は少ししか持ち歩いていないので、特に麻縄にこだわりがあるマゾは事前にリクエストしてくださいね。
縄の代わりに拘束具を使うこともあります。
こちらは最近新調した革拘束具。まだ比較的新しいので、ほんのりと革の香りが楽しめます。手枷・足枷同士の連結はもちろん、首輪と繋げて「強制ワンコ化」したり、縄と組み合わせてより拘束感を高めたり・・・。首輪・手枷・足枷は奴隷のユニフォームだものね。
とてもソフトなレザーで作られているので、拘束の痕が気になるマゾにもオススメです。
そして、大好きなラップ!!
(写真を撮り忘れたので、拾い物画像ですが)
全身みっちりと分厚く巻き上げて完全拘束するも良し、手早く簡易的な拘束をするも良し。体液まみれにした後にラップでびっちり覆っての「体液パック」をしたりもします。自由を奪われてうねうね蠢くマゾって、なんであんなにそそるのかしら。
皮膚呼吸まで遮られるような拘束感は、マミフィケーションならではのもの。完全拘束希望の場合は、事前にリクエストしてくれると有難いです(ラップは常に持ち歩いていますが、前のセッションで使って切らせたり足りなかったりする場合もあるので)。
常にバッグに入れているのは、こんな感じかな~。その他にも拘束具や手足錠など色々と所有していますが、バッグのスペースの問題で詰め替えながらセッションに持参しています。
そのほかのお道具も、近々こちらで紹介していきますね。
ここから私信
吉〇へ
そうか、またやっちゃったか・・・しばらくゆっくり休んで、完全に治したほうがいいかもね。辛さがわかるぶん、心配です。
調子が良くなったら、またドロドロの変態プレイをしましょう。
確かにおまえは人間家具だけど・・・
おまえを椅子にするのも、テーブルにするのももう飽きた。
だってわたしはおまえよりももっとずっと座り心地のいい椅子を持っているし、おまえみたいにグラついて安定しないテーブルなんて使いづらいし。
そうね・・・それじゃあおまえは燭台になりなさい。
ゆらゆら揺れるキャンドルを眺めながら頂くシャンパンって最高だもんね。
燃え尽きるたびに新しい蝋燭を足していって、おまえがすっかり蝋に埋もれる頃には、きっと素敵なオブジェになるでしょうね。
先日の碧稀さんとのダブルスにて、超ダイナミックなロウソクプレイに挑戦。
全身に大量のロウソクを垂らして、更にそこに火の点いたロウソクを立ててみました。ちゃんとお顔にも立ててます(頭はシャワーキャップで保護)!
縄やボンデージテープの拘束感とはまた違う、ロウソクによる拘束。始めは身体の上にロウソクを立てられた恐怖で動けず、そのうちに溶けた蝋がゆっくりと冷えて固まって、おまえの動きを封じ込める・・・
全く動けず、口も利けないマゾを眺めながら、わたしたちは美味しいシャンパンで乾杯したのでした。
ちなみに・・・このような大量ロウソクプレイを希望の方は、事前にレセプショニストにお伝え下さい。通常プレイバッグの中には1~2本のロウソクしか入れていません。写真くらい大量に使用する場合(10本)は、ロウソクを持参していただくか、ロウソク代を負担して頂く場合もあります。
「ねえ、このあいだ本で読んだんだ、憎い旦那を事故に見せかけて殺すために、寝ている間に濡れた紙を顔の上に置いて窒息死させちゃう話。昔は望まれない子が生まれた時に、顔に濡れた手拭いを被せて殺していたんだって。ほら、昔は中絶なんて出来なかったし、生んでから何とかするしかなかったみたい。可哀想よね・・・」
同調しているのだろうか?黒いパンストに包まれたわたしの尻の下で「うー」とも「むぐー」ともつかない呻き声を上げる彼を無視して、わたしはお喋りを続ける。
「だから、いくら乾燥しているからといって、マスクを湿らせたりするのは危ないみたいね。湿らせて使う専用のものならいいけど、普通のガーゼのマスクを濡らして付けたままうっかり寝ちゃうと、濡れたガーゼが鼻と口にピタッとくっ付いて、自分でも気付かないうちに窒息死しちゃうんだって」
彼が呻くたびに、温かな吐息がパンスト越しにわたしの尻を擽る。彼の呼気のせいか、暖められて滲んだわたしの汗のせいか、パンストの中の尻が徐々に湿っていくのを感じる。
「・・・ねえ、パンストでも人って窒息するのかな?」
わたしの尻の下の彼が、一層激しく呻き声を上げる。逃げようと懸命に首を振りもがいても、柔らかなわたしの尻の下に埋もれた口と鼻が新鮮な酸素を吸い込むことはもう、無い。汗で曇った薄いプラスティック・フィルムで厳重に拘束された彼の体を見下ろしながら、わたしは思う。もっと、もっと湿らせてやらなきゃ・・・
じわり
わたしの放った液体は、ストッキングを色濃く染めながらゆっくりと広がっていく。飛沫を上げることなく、ゆっくりとストッキングに染み込み、染み出し、そしてわたしの尻と彼の顔は、湿ったストッキングを介してピッタリと張り付いてしまった。さっきまでの呻き声は「ず、ずずっ」と水を啜るような音に変わり、彼の鼻と口が完全に濡れたストッキングで覆われていることを示している。
プラスティック・フィルムの内側に溜まった水滴が小刻みに揺れている。おまえ、さっきよりも湿っているのね。だったら、お顔ももっと湿らせてあげる。温かい液体でひたひたに濡らしてあげる。
・・・ひとつだけ教えてあげる。窒息したくなかったら、この濡れたストッキングを乾かせばいいのよ。どうやって乾かせばいいのか、分かるわよね?全部吸い取ればいいの。なにもわたしは、眠っているおまえの顔を湿らせているわけではないわ。
息もできない [DVD] (2010/12/03) ヤン・イクチュン、キム・コッピ 他 商品詳細を見る |
本文とは全く関係ありませんが、いい映画です。タイトルも好きなので拝借しちゃった。DVD買おうかな。
しばらく前に数回に渡ってこちらにアップしていた「ドマゾえもん」のお話・・・
いろんなマゾから「どうしちゃったんですか?」とか「いつもと感じが違いますね」とか「・・・疲れてますか?」とか言われましたが、大丈夫です。わたしは元気です。
あれは、とあるマゾに向けた、わたしなりの「小説」です。
世の中には、難しいファンタジーを抱えた変態も数多くいるのです。
例えば「監禁されたい」「女王様の家で飼われたい」「奴隷市に出されたい」などといったファンタジーは現実で叶えるには少し難しいかもしれないけれど、プレイで叶えることは充分に出来るわね。
それに比べて「超巨大な女の子に踏み潰されたい」「女の人に食べられて消化吸収されたい」「小さくされて女の子のパンツの中で飼われたい」みたいなファンタジーは、普通に考えて絶対に現実にならない。ストーリープレイに置き換えようにも、小さくなったり消化されたりというファンタジーの要の部分はどうしたって叶えられないわけだから、満足を得るのは難しくなってくる。
数は少ないけれど、そういうニッチな変態がときたまやって来る。
「なぜあなたは緊縛されるのが好きになったの?」と聞かれてはっきり答えられるマゾが少ないように、彼らの多くもどうしてそういうファンタジーを持ってしまったのかはわからないようだ。そして、みんな口々に「妄想で満足するしかないんです」と、嘆く。
何回かセッション(とはいってもお話しが大半ですが)をしたそのマゾは、「小さくされてパンツの中に入れられてしまう」系の小説をウェブで探しては保存しているそうですが、「ただでさえ小さな業界(?)なので、ほとんど見付からないんですよ・・・顔面騎乗とかはいっぱい画像も出るし、羨ましいです」と申しておりました。
せめてオカズの足しにでもなればいいなと、わたしなりの妄想を綴ってみたのでした。ちなみにどうせパンツの中に入れるのなら、嫌いな男じゃなくて好きな男を入れたいよね。そのほうが気持ち良さそう。
ここから私信
メッセージをくれた東北のマゾたち、ありがとう。
あなたたちが無事で安心しました。そして、こんな大変なときに超たくましいメッセージをくれるあなたたちのタフさには、ただただ頭が下がります。
まだまだ大変なこともあると思うけど、あなたたちのその明るさで乗り越えてください。応援しています。
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