前回のエントリに続き、今度は「わたしの考える男の飼い方」というテーマで書こうと思っていたのですが、書いているうちに新しい考え方や疑問がぐるぐる浮かんで上手くまとまらなくなってしまいました・・・なので、ここでひと呼吸置いて、楽しいイベントの告知をしようと思います。
11月1日より一ヶ月にわたり、アマルコルドにて「ラシオラ展」が開催されます!
「絵とか描きたいですね~」なんてぼんやり口にしてみたら実現してしまったこのイベント。紫さんがお写真を撮られることや、彩月さん・かのんさん・忍さんが絵をお描きになるのは知っていましたが(ブログにアップされてますよね)、他にも製作好きのドミナがたくさんいることに驚きました。
常時展示される作品の他にも、パフォーマンスや映像など日替わりのイベントもあるようです。個人的には忍さんとフロント・ニカさんのコラボレーション・ショウが楽しみ!
わたしはドローイングを数点出品する予定です。
初日の11月1日は、オープニングパーティー。
わたしもシオラが終わり次第、アマルコルドに向かう予定です。みなさんの作品見るの、楽しみだな~!
『ラシオラ展』
11月1日(火)~11月30日(水)
@Gallery Bar AMARCORD
東京都 新宿区 新宿 2-18-7 S3ビル1F
TEL: (03)6457-7477
営業時間:月曜~土曜 20:00~4:00
定休日:日曜
もうひとつ、お知らせ。
お気付きの方もいるかとは思いますが、試験的に掲示板を設置してみました。→→BBS
いままで拍手コメントで質問をいただいたりしていたのですが、クローズのコメントに対してこちらでお返事するのもどうかと思っていて・・・。
セッションやスケジュールに関する内容はいままで通りレセプションにお問い合わせいただいた方がスムーズだと思いますが、ちょっとした質問やコメントにはこちらをご利用いただいても結構です。
某マゾ先輩(SM歴がわたしの年齢なんかかる~く超えちゃうような年季の入ったマゾのことを、わたしはそう呼んでます)に、こんなSMおとぎ話を聞いた。
(お気に入りのコート。やっぱり秋冬は楽しいね!)
むか~しむかしバブル景気真っ只中の銀座六本木界隈に、ひとりの「ヤンエグ」男がおりました。ブンブン唸るほどのお金を持っていた男はボディコンギャルやら夜の蝶やらにたいそうモテましたが、女にうつつを抜かすことはありませんでした。・・・なぜならその男は重度のマゾヒストだったからです。
女性に踏みつけられ、けなされながら射精をするのが男の趣味でした。ふつうのセックスなんて、つまらない。それでも男は、女の子に貢いだり足に使われたりする生活をそこそこ楽しんでいました。人格を無視されていいように使われるかわいそうなボク・・・そういう状況をマゾ的興奮に昇華させていたのでしょう。
そんな男が、とある飲み屋のおねーちゃんに恋をしたのです。
スラッとした美しい足、人を見下すような冷たい眼差し、高飛車で驕慢な態度・・・そのすべてに、男は夢中になりました。
恋というよりも、それは「隷属願望」だったのかもしれません。このひとに虐められたい、その一心でおねーちゃんを口説き続けました。一生懸命尽くして、たくさんの贈り物をして・・・そうしてようやく、たま~に踏んでいただけるような関係になったのです。
Sの性癖もなければ変態にも興味がないそのおねーちゃんに踏んで貰えるだけでも充分だと思いますが、男の欲望はどんどん大きくなっていきました。もっと、もっと彼女に虐められたい。そうして男はこんなバブリーな申し出をするのです。
「一千万円払う、もちろんマンションも用意する・・・だから一年間、家畜として自分を飼ってくれないか」
そうしておかしな飼育生活が始まりました。
男に踏んでくれと頼まれるまで、SMの「え」の字も知らなかったおねーちゃんは、どのように奴隷を飼えばいいのかを一生懸命考えました。
屈辱をあたえればいいの?でも、それってどんな?相手のことを考えなければいいのかしら、人間以下の生き物に接するように・・・いままで男を便利に使ったことはあっても、男を貶めたことはありません。いろいろなSM小説や雑誌を読み、おねーちゃんは「男の飼い方」を勉強しました。
家の中では常に裸に首輪を着けて生活させ、擦り寄ってくる男を足蹴にし、食事も「餌」と呼んで床に置いた皿から自分の食べ残しを摂らせ、排泄・射精の管理も行いました。時にはには自分の友人を家に招いて男を笑いものにしましたし、なにか気に食わないことがあれば男をトイレに繋いだまま餌も与えず外出し、朝まで帰らないこともありました。
そんな生活も、わずか数ヶ月で破局を迎えます。
破局の原因は「価値観の違い」でした。・・・普通のカップルや夫婦からよく聞く破局原因ですが、まさかこの飼育関係にも訪れるとは。以下、お互いの「価値観」の違いをお聞き下さい。
「床で食事したり裸で生活するのはまだいいけど、お願いを聞いてもらえなかったり射精管理なんて酷すぎる!すぐ放置するし・・・それにちっとも踏んでくれなくなったし、ボクの好きなことをやってくれないのは手抜きなんじゃないの?毎晩射精させてくれないなんて、そんなの一緒に住んだ意味がないじゃないか!」
「お願いを聞いてくれない?そんなの当たり前じゃない!だって、飼われたかったんでしょう?家畜奴隷を人間扱いするなんて、おかしくない?飼っているペットのために外出を控えるなんて、ありえない。ペットに尽くすなんて・・・それじゃあどっちが飼い主だか、わからないじゃない!」
みなさんは、どちらが間違っていると思いますか?
こうやって実際に飼った・飼われた経験のあるひとは少ないと思うけど、こういうS側とM側の価値観の違いって結構よくあることだと思うのよね。
長くなってきたので、次回に続きます。
最後にお知らせ。
今週の土曜日、10月22日に臨時出勤します!
16:00~ですが、スタートからのお時間は既に埋まっているようです。セッション希望のかわいこちゃんたち、お早めにフロントにお問い合わせ下さいね。
このブログの拍手コメントに、懐かしい変態Kからのメッセージが届いていた。
彼とのセッションの数はそんなに多くないけれど、それでもひとつひとつがかなり変態濃度の高い時間だったので、よく覚えています。
そんな彼からの挑戦状(?)、ここに転載してみようと思います。
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随分と御無沙汰しております。
七様と麻央様にダブル黄金プレーをして頂きましたKでございます。
一時期卒業を考えましたが・・・無理のようです。初回の七様の嘔吐・黄金プレーが私にとってあまりにも最高なプレーでしたので抜け出すことができません。
次回帰国した際にまた、七様、麻央様さらには忍様のご三方の黄金、嘔吐、体液プレーで狂ってしまいたいです・・・皆様の時間が合えば嬉しいのですが・・・宜しくお願い申し上げます。
Kより
(ほ~ら、さっさと口開けな!)
嘔吐&体液プレイを望んでやってきたのに、わたしの気まぐれで「突然の強制黄金プレイ」の餌食になったK・・・。
はじめての黄金にも関わらず、わたしの出したソレに口付けた瞬間に果ててしまった彼は、自分が黄金に興奮するド変態だということに気が付いてしまったのですね。
そして前回、麻央さんとわたしの「ドロドロ体液&黄金プレイ」で堕とされにやって来たのですが(詳しくは過去記事参照)、今度は更に忍さんを加えてのトリプル・体液プレイを望んでいるらしい!!!超豪華&よりによって黄金をこよなく愛するドミナばっかり!
K・・・おまえみたいなド変態が、穢れに塗れる興奮から足を洗えるわけないよ。
わたしたちに汚されて、堕とされて、沈められて・・・おまえが人間だってことを忘れるくらいに狂ってしまえばいい。
以前から、わたしはオフィスで渚さんにお会いするたびに、「歩く痴女」だの「痴女最終兵器」だの「ナチュラルボーン痴女」だの呼んでいじめて(?)まいりました。
だって彼女はエロい。とにかくエロい。顔もエロいし、体もエロいし、声もエロいし、話すこともエロい。(あくまでわたしの勝手な印象です・・・渚さん、エロいエロい言ってごめんなさい笑)
わたしの中での「痴女」は、「お色気ムンムンな女のひと」だった。
先日雪さんと飲んだときにそんな話をしていたところ、酔っぱらった雪さんはケラケラと笑いながら言った。
「七さん、ただエロいだけじゃ痴女にはなれないんですよ!?だって痴漢の女版ですよ?もっと一方的じゃないと駄目なんです。嫌がらせです。エロの暴力です。悪です、悪!!相手がどう思うかなんて気にしちゃいないんです。自分のエロい妄想を相手に押し付けるくらいの身勝手さがないと駄目なんです!・・・ちなみにですけど~、わたしがいちばん興奮するのは痴女行為なんですけどね!アハハハ!」
(ちなみに雪さんは酔うと超おもしろい。)
それを聞いて、わたしはハタと膝を打ったのです。
そうか、卑怯で身勝手な「痴漢」の女バージョンが「痴女」なんだ!
小さい頃から最近まで、わたしは痴漢によく遭った。しなびた陰茎を見せ付けるジジイ、「ここを触るといいことがあるよ」と勃起したソレに触らせようとするバカ、駐車した車の影でシコシコしながらこちらを伺うスーツの男・・・通学の電車の中で謝りながら(周囲へのアピール?)揺れにまかせてカチカチの股間を押し付けてくる狡猾な輩もいたし、自転車ですれ違いざまにおっぱいを鷲掴みにしていくワイルドな奴もいた。
撃退する楽しみもあったけど、とりあえず自分が求めていないのに性的な欲求を押し付けられるのは不快なことだ。少なくとも、わたしにとっては。
たまたまその行為を女がするからって、「ラッキーじゃん」とか「エロい女っていいよね」ってなるとは限らない。だって、自分の望んでないことを一方的にされるんだよ?自分の意志とか尊厳を全く無視されるんだよ?勝手にオカズにされちゃうんだよ?下手したらトラウマ抱えちゃうよね。
あくまでわたしのMacBookにおいてだけれど、「痴女」は一発で変換されない。
「痴漢」とタイプして、「漢」を消して、そして「女」と打ってようやく「痴女」になるのだ。多分、それほどに「痴女」というのは一般的なものではないのだろう。
どうして女のくせに、異性(もちろん対象が同性の場合もあるけど)のからだに関心を持つの?一方的に触りたいと思うの?見せつけたいと思うの?わざわざ堕としたいと思うの?壊したいと思うの?困った顔が見たいの?汚したいの?そうやって勝手なことして興奮しちゃうの?
そう考えたら、確かに、わたしたちは痴女なのかも知れない。
・・・とはいえやっぱり痴女にはねっとりしたエロさもつきものだと思うので、誰かがエロいほうの痴女話を書いてくれることを期待します。勝手に痴女バトン。なんだか真面目に書いちゃった。
エロい渚さんあたりが、エロいこと書いてくれればいいのに笑
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