ねっとりじっくり「縄で犯す」ような緊縛にはあまり興味がないんだけれど、ぎゅうぎゅうに縛ったマゾがもがき苦しむ姿を見るのは大好きです。
・・・いや、マゾじゃなくてもいいな。というか、マゾらしくないほうがぐっとくる。
縄やボンテージテープやラップなんかでがんじがらめにされて、反抗的な目でこちらを睨みつけながら、必死で逃げ出そうとしている様を悠々と眺めるのがいい。
もちろん、厳重な猿轡も欠かせない。ギャグボール?開口具?手拭い?・・・わたしの身に着けていたものだけで口を封じ込めるのも好き。いままで履いていたパンティを口に捻じ込み、着けていた皮手袋を口元にあてがい、パンティストッキングでぐるぐると固定してしまう。
足元に転がしたおまえを、煙草をくゆらせながら眺める。
うーうーとくぐもった声にならない声を上げ、指先ひとつ自由に動かすことも出来ないおまえはまるで床を這う虫みたいに惨めで、わたしの嗜虐欲をそそる。
「ねえ、おまえ絶対に逃げられないよ」
そう言って覗き込んだおまえの顔・・・悔しいの?怒っているの?わたしの眼をまっすぐに睨みつけている。そんなに睨みつけたって無駄だよ、逃げることも動くことも叫ぶことも出来ないおまえのことなんか、ちっとも怖くない。
ふう~
おまえの唯一の呼吸器官である鼻は、わたしの吐き出した煙草の煙に犯される。首を振ることすらままならないおまえの顔に、わたしは煙草の煙を吹きかける。何度も、何度も。惨めな虫の分際でわたしを睨みつけるなんておまえ、ただの虫じゃなくて害虫ね。害虫は、燻して駆除しないと。
煙にむせて咳き込もうにも、おまえの口は厳重に塞がれてしまっている。咳き込むことすら出来ない苦しさに身体をくねらせれば、何重にもかかった縄がギュッギュッと軋み、さらにおまえの身体を締め付ける。
わかった?もがけばもがくほど、苦しむことになるんだよ。
ようやく少し大人しくなったおまえの顔に煙草の匂いの唾を吐きかけて、わたしは薄く笑う。抵抗する気力すらなくなったおまえはもう、わたしのモノ。さあ、これから何をして遊ぼうか。
・・・あれ?DIDとか監禁とか着衣緊縛について書こうと思っていたのに、いつの間にかシガレット・プレイの話がメインになっちゃった。
でも、そろそろ長くなってきたので、続きはまたいつか。
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