とあるマゾとの今年の目標は「フィストを成功させる」ことである。
そのためには、もっとアナルを拡張しないとね!いままで指やポンプでじわじわと拡張してきたけれど、どうにも進みが遅い。そんなわけで、プレイ中に入れっぱなしにして慣らせるようなプラグをいくつかオーダー・・・したんだけど・・・
お、大きいです・・・。
こんなの入るアナルなら、フィストなんて余裕で飲み込んじゃうわよねー。これはダブルフィストのトレーニングに使おうかな。
わたしの経験で申し上げると、アナルの拡張には「緊張と不安を取り除くこと」と「括約筋に教え込むこと」が必要です。
だから本当はプラグを常時挿入して慣らしていくのが一番良いのだけど、なかなか難しいわね。そこでプレイ中の限られた時間の中で拡張を進めていくのですが、拡張をメインに進めていくとプレイの緊張感は無くなりがち(ほら、心も体もリラックスさせないと広がらないからさ)。マゾがうっかり感じちゃって、ギュウっと締まっちゃうこともある。いろいろ工夫しながらやっています。
これをお読みのアナル拡張マニアの方がいらっしゃいましたら、是非コツや秘訣を教えていただきたいですね。
血走った眼をして必死に靴の裏を舐めまくるその生き物を眺めていると突然、わたしの頭の中に「舌人形」という文字が浮かんだ。
「今日からおまえは、ベロリンガよ!!!」(注1)(注2)
家畜人ヤプーの舌人形は、女性の自慰の手伝いをするための道具だったわね。でも、ここにいるのはもっと汚い物だけをひたすら舐めさせられる、惨めな生き物。自らの「ベロ」だけをアイデンティティに、差し出されたものは何でも舐めまくる哀れな生き物。
舌しか使えないおまえは、逃げることも出来ない。一生ここで道具として使われるのよ!おまえはわたしの靴の底からだけ、外の世界と繋がれるの。今日はね、デパートに行ったわ、それから夜は合コンで妙に澄ましたバーに行ったっけ。どう?わたしの靴の裏から伊勢丹の味がする?あのバーのトイレ、洒落た店のくせに汚れていたわね。その匂いと味もする?
蒸れた足もしっかり綺麗にするのよ、しょっぱくっておいしいわねえ!格好いいハイヒール履いて澄ましてたけど、靴の中は蒸れ蒸れでこんないい匂いになってたのよ・・・ほら、しっかり掃除しなさい!ぐずぐずしてたらほら、おまえの水洗レバーを踏んでやるわよ。
足の汚れだけじゃないわよ。汚い物の処理は全て、おまえの仕事。角質やムダ毛、唾、痰、排泄物・・・それに歯磨きの後に口をすすいだ汚い水も、全部おまえが処分するの。さしずめおまえは生きるゴミ箱ってところね。わたしの出したゴミだけを食べて生かされるのよ、ずっと。
ベロリンガの鳴き声が「ベロ!ベロ!ベロリンガーー!!」だったことに衝撃を受けた、とっても楽しいセッションでした。世界にハマればハマるほどにこちらの爆笑を誘うベロリンガ、お疲れ様でした。
(注1)このプレイの後に読み返してみたら、家畜人ヤプーに出てくるのは「舌人形(カニリンガ)」でした。「セッチン」「ヤップ・ホース」のようにストレートに「ベロを使うからベロリンガ」だと思い込んでいたんだけど、「唇人形(ペニリンガ)」のように奉仕させる方の名称からもじるのね・・・
失礼しました。でも、もうおまえのことは「ベロリンガ」としてしか見れません。
(注2)見学に来ていただいていた真琴さんと「ベロリンガって、ポケモンに出てきそう!!」なんて盛り上がっていましたが、ほんとうにポケモンにいました、ベロリンガ。分類は「なめまわしポケモン」(!!?)で重さ65.5kg、「ベロベルト」から進化するそうです。
ベロリンガ -wikipedia
・・・か、かわいくてよかったわね、ベロリンガ。
自分の理想やらプライドやら羞恥心(性的快感を伴わない)やらでガチガチの殻に籠ったマゾのバリアが、ふっと解けるときがある。
それはわたしに心を許してくれたから起こったのかもしれないし、自分の限界のようなものを超えたから起こったのかもしれない。単純に痛みや恐怖なんかのショックでバリアが外れたのかもしれない。
そうしてバリアが外れたマゾは、ほんとうに幸せそうな顔をする。 どんなに緊張感のあるプレイの中でも、恐怖や屈辱にぎゅうっと縮こまる顔の底や隙間に甘い表情を見せる。
わたしは気難しいマゾも大好きだけど、頭だけで考えて心と身体を開こうとしないその頑なさを見ていると「もったいないなあ」と思う。だからわたしの手でそのストッパーを外せたときには嬉しいし、これからこいつをどうしてやろうかと想像してワクワクする。
「マゾとはこうあるべき」「SMとはこうあるべき」「自分の好きなプレイは○○○だけだ」「俺は本当はマゾじゃないんだ」「女王様は○○○じゃないと認められない」・・・
こだわりや思い入れはもちろん大切だと思うけど、頑なな思い込みに囚われて目の前のものを楽しめないのは、損だ。
「考えるな、感じろ!」
それはわたしも同じ。
自分の理想のドミナ像やSM観、プレイに対するイメージ・・・そういうものに囚われていた時期もあった。周りに素晴らしい女王様もいっぱいいるし、手練れのマゾから聞く素敵な女王様の話に(ひゃー、わたしそんなに人間出来てないぜ)と、焦ることもあった。
でも、考えたところでなーんにも変わらないということに気が付いたの。理想を掲げてみたところで、ほんとうにそれを求めていなければ出来ないし、性癖だって変えられない。
最近は、リラックスしてSMと向かい合ってる気がします。シンプルに、自分の好きなことやればいいのよね。人間以下に堕とすのが好き、心と身体を弄ぶのが好き、わたしのモノにするのが好き!好きなことをするための手段を考えるのは、ただ頭だけで考えるのとは違って実感を伴うから、楽しい。
せっかく楽しいことが出来る環境にいるんだもん、精一杯楽しいことしないと損よね。
4月1日より、ティアラドミナになります。
嘘みたい!なので、せっかくだからエイプリルフールからにしてもらいました。いまだに実感は沸いていません・・・嘘だったらどうしよう。
これからも、マジメに不真面目なことするよ。どうぞ、よろしく。
ちょうど下の記事を書いていたところで共通テーマをいただきました。なんてタイムリー!そんなわけで、先週書いたものをそのまま載せます。
今回のテーマは「宝くじで6億円当たったら、どうする?」です。
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もしも宝くじが当たったら、どうする?・・・そんな子供っぽい話をマゾとすることがある。
その質問に「地下室掘ります」もしくは「地下室のある家を建てます」と答えるマゾは、結構多い。うん、確かにいいよね、地下室。おどろおどろしい石造りの壁にズラリと並ぶ鞭やパドル、冷たい鉄製の牢や枷、大きな滑車、部屋のそこかしこに設えられた木や革製の責め具・・・
プレイルームを作るなら別に地下じゃなくても良いと思うんだけど、やっぱり「地下室」という響きはSM愛好家の脳みそを刺激するわね。
もしも宝くじが当たったら・・・地下室もいいけど、わたしは「奴隷再教育センター」を創設したい!!!
ヘタレだったり粗相をした奴隷、抜本的な教育が必要なマゾ、忙しくて調教の時間を多く持てないようなご主人様を持つ奴隷なんかが、ご主人様の手によって送り込まれる「奴隷再教育センター」(以後「センター」)。
怯えながらセンターの門をくぐるマゾたちは、たくさんの観葉植物が飾られ、心地よい音楽が流れるその明るく清潔感のある受付で、ほっと胸を撫で下ろすことでしょう。(良かった、それほど怖いところではないのかもしれない・・・)ソファに腰を下ろししばらく待つと、あらかじめ通知されていた番号が呼ばれます。
「こんにちは。こちら、253番さんの滞在中のスケジュールになります。」
笑顔のかわいらしい受付の女性に手渡された用紙には、簡単な館内の地図と、14:00~A2、15:30~B5・・・などとタイムスケジュールがプリントされています。かなりタイトなスケジュールのようですが、食事や就寝の時間などもきちんと設けられています。(・・・思っていたよりも、楽そうだぞ!)
「253番さんは・・・ええと、3泊4日のご滞在ですね。それでは、あちらの白いドアからお入りになって、まずは突き当たりの検査室にお入りくださいね。」
受付の女性に笑顔で見送られ、渡された用紙を手に示されたドアを開ける。受付の明るい雰囲気とは打って変わって、窓の無い無機質な狭い廊下が伸びている。廊下の左右には重そうなドアがズラリと並び、それぞれにA1、A2・・・と書いたプレートが取り付けられている。・・・バタン。今入って来たドアが閉まると、ツンとした静寂が訪れた。
ゆっくりと、廊下を進む。コツ・・コツ・・聞こえるのは、自分の靴がリノリウムの床を叩く音だけ。五分後にはその靴も取り上げられて絶望に震えるのも知らずに、かわいそうなマゾは長く苦しい再教育への入り口に歩を進めるのであった。
・・・一冊本を書けそうなくらいに長くなりそうなので、このへんで止めておきます。
自分の大好きなご主人様に送り込まれ、慈悲無く責め抜かれる施設・・・そういう妄想を、よくします。大好きな女王様にされることなら辛くても耐えられるかもしれない、でも、愛情も慈悲も無く「依頼された成果」だけを求めて調教されたら?きっとほんとうに辛いわね。お許しくださいなんて言葉が通用するはずが、無い。そしてその依頼をしたのは自分の大好きなご主人様・・・
期間が決まっているから、その調教はほんとうに厳しい。着替えなどの僅かな時間ももったいないから滞在中は常に裸、粗末な食事を流し込むように取らねばならず、毛布も与えられず冷たい床に丸まって眠る・・・調教の進みが悪ければ、その時間すらも剥奪されてしまう。
ああ(マゾは)辛い!!そして(わたしは)愉快!!!
聞き分けのない子供を「サーカスに売るわよ!」「なまはげに連れて行かれるわよ!」と脅すのと同様、SM業界においては「センター送りにするわよ!」という脅しがまかり通るような立派な施設を作りたいと思います。完全結果主義、効果が無ければ出るまで責任持ってやります!
センターには身体改造部門もあるのよ。ピアッシング、性器改造、入れ墨など技術を必要とする改造を請け負ったりもします。依頼主であるミストレスの希望通りの改造を施してお返しします。
それぞれの部屋にはその技術に長けたドミナを配置、わたしセンター長だけど、実務担当もしたいな〜(もちろん、自分の奴隷をセンター送りにもしてみたい)。ちなみに上の妄想のA2はアナル拡張に特化したお部屋、B5はケイン&スパンキングのお部屋のイメージ。臀部好きの女王様に送り込まれたマゾだったのね、きっと!
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・・・っていうのを先週書いたんだけど、改めて読み返してみるとこれでも長いわね。盛り上がり過ぎちゃった。お口直しに、なんだか春川ナミオの絵に出てきそうなおしりを貼っておきます。
あ〜、宝くじ当たらないかな〜(買ってないけど)。
【黒い繭】
真っ黒なその物体は、ちゃんと生きている。
微かに聞こえる呼吸の音と、それに伴って震える身体・・・それだけがおまえのバイタルサイン。
僅かに露出したこの部分さえ塞いでしまえば、おまえの生は終わってしまうよ。おまえの感覚の全てが集まっている、この部分。四肢の自由を奪われたおまえに、抵抗なんて出来るはずが無い。おまえが生きるか死ぬか、それはわたしに握られているの。おまえの運命の全てがわたしの手に握られていることに、わたしは興奮を覚える。
・・・わたしの手で、終わらせてやろうか。
でも、わたしはそれをしない。わたしの大切な玩具を、まだ失くしたくないから。終わらせることなく、じわじわといたぶってやるの、ずっと。
顔には鼻を避けてサラシを薄く巻き付け、更にプラスティック・フィルム+ボンデージテープでの厳重拘束。
何で顔にサラシ巻いてるかって?それはこの後、顔を濡らすからよ。濡れた布が呼吸するたびにピタッと張り付いて、下手したらほんとうに死んじゃうわね(人ごと)!ちなみに鼻を開けてるのは呼吸確保のため・・・ではなく、匂いを嗅がせてやるためです。
プラスティック・フィルム単体でのマミーももちろん好きだけど、たまにはこうやって真っ黒にしてやるのもいいわね。
ちなみにボンデージテープは「肌や髪に貼り付かない」というのが持ち味であって、こういう使い方をするのならば普通の粘着性のビニールテープの方が拘束感があって良いかも(って、巻いている最中に思った)。
繭に捕らわれるような、この感覚。無力さを味わいたいのなら、トライしてみればいいんじゃないかな。
暖かくなりましたね。
「ヨーロッパでは人の心を狂わせるのは月だけど、どうも日本人は気候に心を惑わされている気がする」と、とあるマゾが言っていました。なんとなく、わかる。春の草花の芽吹きと同時に変態心も膨らみ始め、蒸し暑い夏の夜には心にもムラムラと汗をかき、秋にはしっとりとした秘密を持ちたくなるし、頬を刺す冬の風と同じくらいの冷たさと厳しさで鞭を・・・って、あれ?結局年中アブナイこと考えているわね。
なにはともあれ、春にはあたらしいことを始めたくなるものですね。
そんなわけで、あたらしいワンちゃんを飼い始めました。
全身をすべすべのパンストに覆われた、とっても珍しい犬種。まだ飼い始めたばっかりだから、躾が大変なのよね。お座り、伏せ、取ってこい、お腹をこちらに向けた服従のポーズ・・・それになにか悪い病気みたいでペニスからだらだらと膿を滲ませているから、その治療もしっかりしてあげないとね。
飼い主のにおいをしっかり覚えるように、唾液を混ぜたごはんはこうやって食べさせるわ。あら、前足を器用に使って・・・犬のくせに、まるで人間みたいね。仔犬の柔らかな舌の感触が、わたしの足の裏をくすぐる。
犬ってこうして上に乗って押さえつけてやると、その人は自分より偉いって認識するんですって。昔群れで生活していた名残りなのかしら?自分より強いものには絶対服従。上下関係をわからせてやるためにも、心を鬼にして全体重をかける。
だってこれから長い付き合いになるんだもん、仔犬のうちにしっかりと躾けておかないとね。
そして、お知らせ。
3/11(月)、3/12(火)通常出勤日ですがお休みをいただきます。急なお知らせになってしまってごめんなさい。いい子で待っててね。
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