わたしの彼氏ってば、超ムカつく。
人が仕事終わって疲れてさ、憂さ晴らしにちょっと飲もうかなんて言って友達連れて帰って来たっていうのに「俺も疲れているから、外でやってくれない?」だって。
はぁ?アンタ何様のつもりなの?
ここはわたしの家でもあるわけ。なんでおまえにそんなこと指図されなきゃいけないのよ?嫌だったらおまえが出て行けばいいじゃない、友達の前でわたしに恥かかせるんじゃないわよ!
だいたいおまえ、最近ちょっと生意気なんだよね。おまえのことなんてね、彼氏だと思ってないんだよ、おまえはペットの犬と一緒!それなのに偉そうな口きいてるんじゃないよ、おまえの立場をわからせてやらないとね。
え?何?やっぱり自分が出て行くって?
いまさらそんなこと言ったって遅いんだよ!!無駄口叩いてる暇あるんだったら靴の掃除でもしなさいよ、おまえの口は喋るために付いてるんじゃないんだよ。ついでに犬なら犬らしく飼い主の匂いでも覚えたら?
ぐずぐずしてんじゃないよ、ホント使えないね!・・・ああ、そっか。おまえみたいな能無しの犬に口で言ったって通じるわけないか。身体に教えてやらないとわからないんだよね?ほら、しっかり受けとめな、動くんじゃないよ。本当に反省してるなら言うこと聞けるよね?もう夜中だし、声出ないようにわたしの靴しっかり咥えてな。ほら、腹に力入れな!
・・・ちょっと!なんで動くわけ?おまえやっぱり反省してないでしょ!ああもうホント腹立つなあ、一回マジで酷い目に合わないとわかんない!?こっちは仕事で疲れてただでさえストレス溜まってるのにさ、なんで余計にイライラさせるわけ?ああもうわかった、今日は徹底的に痛めつけてやるわ・・・!
「仕事終わりのキャバ嬢の彼女&その友達に刃向かったせいで、酷い目にあわされる」というシチュエーションでのリンチ系プレイ。(実際はもっと口汚く罵っていました。なぜかギャルとかヤンキー口調でのストーリープレイを所望される機会の多いわたし・・・どうして?笑)
あらかじめスクリプトを貰っていたから、張り切ってキャバ嬢ドレスまで買っちゃったわよ!しかし色々考えつくよねー、マゾの妄想の豊かさにはいつも驚かされます。とっても楽しかった。
わたしのプレイバッグの中には常に、コンビニでちょっとしたものを買ったときに商品を入れてくれるようなサイズのビニール袋が入っています。
汚れ物を持って帰ったりプレイで出たゴミをまとめるのにも重宝しますが、常に切らさないように気を使っている最大の理由・・・それは、『マゾの過呼吸対策』!!!
過度の恐怖、興奮、焦燥、疲労、緊張、泣き過ぎ、喘ぎ過ぎ・・・理由は様々ですが、プレイ中にマゾが過呼吸を起こすことは実はよくあります。
そんなとき、例えば縛っていたのなら速やかに縄を解き、マゾを楽な体勢で座らせてその口元にビニール袋をあてがいつつ「ハイ大丈夫だからね〜、ゆっくり呼吸してごらん、そう吸って〜・・・吐いて〜・・・」などと言い優しく背中をさすってやるのです。
とってもシュールな光景です。さっきまで「みっともない声出すんじゃないよ、この蛆虫が!!!」などと罵りブンブン鞭をふるっていたボンデージ姿のおねえさんが、ゼエゼエ言うさっきまで蛆虫だった男の傍にしゃがみ込んで赤子をあやすような声出しているんだもの。手にしたそのビニール袋は、もはや怪しいものにしか見えません。
で、落ち着いたあとにみんなこちらが恐縮するくらいに謝るんですけど、ほんとうに気にしなくていいからね。よくあることだし、それにそんな風になるくらいなにかを感じてくれていたっていうのは、心配だし申し訳なくもあるけれど実はちょっと嬉しい。
先日プレイ中に過呼吸を起こしたマゾは、おもしろかった。
いいから黙って呼吸しなよとなだめるわたしを無視して、なぜかずっとわたしを拝みながら「ありがとうございます」と繰り返していた。ビニール袋をふかふかさせながら、横隔膜をヒクヒクさせながら、それでもお礼を言っていた。ぐしゃぐしゃに泣きながら、顔を汗と涙と涎でべたべたにしながら、きっと脳酸欠で回ってない頭で懸命に。
落ち着いた後に「やーい泣き虫!!」ってわたしは茶化したけど、とっても可愛らしく見えたのも事実です。「これが本当のブレスコントロールですか」なんて嘯くマゾとふたり、ゲラゲラ笑っちゃった。
そら過呼吸なんて起こさないほうがいいけど、もしも起こしても大丈夫。対処法もよくわかっているし、丁度良いビニール袋もいっぱい持っているよ。
山椒魚は喜んだ。そのバスタブの中に居さえすれば、何もせずとも山椒魚の大好きなおいしい汁が降ってくるのである。
ちょろちょろと絶え間なく降り注ぐその甘い汁を啜り、肌に擦り込み、においを嗅ぎ・・・その快楽に惚けて、ただ自分のしっぽをシコシコ擦るだけの怠惰な日々。そんなある日、山椒魚は自分がそこから出られなくなってしまったことに気が付きました。
何故だ?そうかこの汁を飲み過ぎて肥ってしまったのか、それとも常に刺激を与えていたしっぽ以外の部分が萎えてしまったのかもしれない、気付けば目も耳も前みたいにうまく機能していない気がする・・・廻らない頭でぐるぐると考えを巡らせます。
「あははは、かわいそうに!」
突然の、誰かの笑い声。みっちりと身体が嵌まり込んでしまったバスタブの底から見上げると、真っ黒でヌメヌメと光った蛙がこちらを見下ろしています。
(カエル参考画像)
「おまえ、そんなにその汁が好きかい?」
うまく聞こえない耳にもわんわんと響く、魅惑的なその声。思わず山椒魚は、コクリと頷きます。それは、そうだ。この汁に夢中になり過ぎて、自分が動けないことにすら気が付かなかったのだから。まだ甘い汁でじっとりと濡れているしっぽを擦りながら、はっきりと見えない眼で山椒魚は蛙を見つめます。蛙はニヤリとわらいました。
「そう・・・だったら、もっといっぱいあげようねえ!」
そう言い終わるや否や、蛙は機敏な動きで山椒魚の上に跨ります。そしてだらしなく半開きになった山椒魚の口めがけて大量の汁を注ぎ込みはじめました。「ほら、これが好きなんだろう?一滴も無駄にするんじゃないよ!」そう言う蛙の眼はギラギラと凶悪に輝いています。
満足に息が出来ないせいか、それとも大好物の汁に溺れる恍惚か。山椒魚の頭は朦朧とし始めました。大好物のその、熱く香しい汁を全身に浴びて、山椒魚はぜんぶ、濡れてしまった。濡れるほどに、何故自分がここにいるのか、苦しいのか苦しくないのか、なぜこんなにこの汁が好きなのか、一体自分は何者なのか・・・そういうことがどうでもよくなってしまいました。
「どうだ苦しいだろう?もう止めて欲しいかい?」
蛙がそう尋ねる頃には、山椒魚は山椒魚でなくなってしまいました。全身をぐっしょり濡らし、ただ蛙を見上げ、大好きな汁をねだるだけの悲しい生き物。そして、山椒魚は蛙を惚けた眼で見つめ言います、もう自由なんて欲しくないのだ、と。
山椒魚 (新潮文庫) (1948/01/19) 井伏 鱒二 商品詳細を見る |
・・・井伏センセイ、ごめんなさい。
アディクションですってよ!
もう3回目になるんですね、前々回&前回はわたしも遊びに行きました。楽しかった!興味ある方は勇気を出して遊びに行ってみてくださいね。
全然関係ないけど、わたしアディクションっていうコスメブランド、結構好きです。
【 ADDICTION Vol.3 2013.6.22 20:00 OPEN】
今回は、一般女性と男性はもちろん女装や男の娘など幅広いお客様が集うオープンスタイルのミックスバー【NEO Masquerade】と【ADDICTION】の初となるコラボレーション企画。
二十歳以上のお客様ならどなたでもご参加いただけます。
ADDICTIONとはやめると精神や肉体に異常が表れてしまう程、何かを特別に思う性癖。
貴方が胸の奥に閉じ込めていた、狂い身悶えるモノはなんですか?
豪華な顔ぶれが揃うこの機会に、貴方が妄想していた事を現実に体験してみましょう。
痛い事・苦しい事ばかりがSMじゃない!悪戯から拷問まで、貴方の妄想力次第で無限の可能が?!
---Entrance charge---
1PASS ¥3,000- / 2PASS ¥5,000-
※ 2PASS購入のお客様は、両店出入り自由となります。
---System---
1枚¥500-でチケットを買って頂き店内での通貨と致します。
ソフトドリンク 1ticket アルコール2ticket セッション sometickets
---S3ビル ---
1F AMARCORD ドリンクスペース
2F クローク
3F S3Sutdio SHOW & セッションスペース
---NEO Masquerade---
B1F SHOW & ドリンク・セッションスペース
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※ SHOWの出演者・時間などの詳細はWEBにてご確認下さい。
※ IDチェック有。二十歳未満お断り!車で来店された方への酒類提供は致しません。
※ 針等の医療行為・性器露出・嘔吐&スカトロ等の周囲に迷惑を掛けるプレイは禁止します。
WEB : http://amarcord.jp/
TEL : 03-6457-7477
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