じわじわと、絡みつけた腕と脚に力を込める。おまえの呼吸に合わせて、ゆっくりと。
懸命に振りほどこうとするも徐々に力を失い諦めていくおまえを感じながら、わたしはまるで自分が大きな蛇になってしまったかのような錯覚にとらわれる。
ねえ、もうおしまい?わたしはまだ、楽しみたいの。おまえの降参を受け入れるかどうか、それはわたし次第。ねえ、もう少し楽しませてくれるでしょ?もう少しおまえの弱りゆくさまを楽しんでもいいでしょ?
ある日の格闘セッション。
胴締めチョークスリーパーが得意です。体型によっては踵での局部攻めも併用できるのがよいところ。酸欠でフラフラの頭でも興奮してるんだもの、マゾっておもしろいわよね!
(慣れていない方への本気の絞め技はお受けしておりませんのでご了承ください)
さて、気がつけば今年もあと僅か。
みなさん、いかがお過ごしですか?急に寒くなりましたが、体調など崩していませんか?プレイ納めのマゾもちらほら増えてきて、わたしは相変わらず慌ただしく過ごしています。
最近どういうわけか、緊縛をリクエストされることが増えた。
「七さん、緊縛はあまりお好きではないんですよね?」なんて聞かれることもありますが、うーん、そうね。厳密に言うと「コミュニケーションツールとしての緊縛には興味が薄いが、拘束の手段に用いるのは好き」、つまり過程よりも結果を重視するタイプです。動けない人を見るのは大好きだもの。幸いにも最近来てくれる緊縛好きのマゾとは志向が合う気がするので、楽しく縛っています。
コミュニケーションツールとしての緊縛については、わたしより素晴らしい方がたくさんいらっしゃるのでそちらにお任せするとして、しばらくはわたしは監禁拘束系の縄をやっていきたいわね。完全な全身拘束に、もちろん厳重な猿轡。人間に許される自由を奪われて、さあ、これからどうされちゃうのかしらね。
そして、最近は敢えて裸ではなく、着衣で縛ることも多いです。日常から急に切り離された感が出てワクワクするし、拘束感も裸とはひとあじ違うようです。女装で囚われのお姫様もよし、使い捨てられるようなものを用意して、ビリビリに引き裂いて堕とすのもまたよし。好き。
処女の血で若さを保っていたのはエリザベート・バートリだったかしら?
私は夜な夜なここに監禁した男たちの精を搾り取って、この美しさを保っているの。
そんな私の大切な男たちを、解放しに来たですって?ふん、こんなところまでのこのことひとりでやって来た勇気だけは褒めてあげるわ。でもね、そう簡単に私がこいつらを解放すると思う?
・・・そうね、それじゃあ勝負しましょう。この男たちを篭絡した、私のこの魔性の鞭。これにおまえが堕ちなかったら、男たちは解放してあげるわ!
ふふ、いい様ね。身動きも取れずに鞭打たれて、どんな気持ち?全身が隈なく真っ赤に染まって来たわよ。その肌から私の鞭の魔力が染み込んで、そろそろ私の足元に跪きたくなってきたんじゃない?
・・・正義のヒーローといえども、結局はただの男ね。ほら、もう私の足元にすり寄る一匹の畜奴に成り下がった。どう、この方がずっと幸せでしょう?おまえも今日からここで、私が飽きるまで搾り取ってあげるからね・・・!
ひさびさの褌ライダーとのセッション。楽しかった!
壮大なストーリープレイも好きなんだけど、わたしよりマゾの方が照れちゃったり設定を忘れちゃうことが多い。その点ライダーはノリノリでかかってきて来てくれるので好きです。またプレイしましょう!
男が好きです。タフで丈夫でエナジェティックな男が好きです。
なぜ男をいじめるのが好きかって、「簡単には壊れない」という安心感があるからだと思います。あとは普段男っぽくタフに振舞っているのに、わたしの前ではか弱い子犬みたいになっちゃうというギャップも好き。
簡単には壊れないから、こんなことしても大丈夫。
柔らかな肌の上に、そっとハイヒールを乗せる。軽く力を込めると、細いヒールが肉に食い込むのを感じる。「うぐぅ・・」と苦しそうな声を出すけど、大丈夫、こんなにタフな大男だもん。食い込んだヒールをぐりぐり動かしたり、踵に力を込めてヒールを更に深く食い込ませたり。
そんなことをしてたっぷり遊んでから、結局わたしは完全に男の上に乗ってしまった。もう、おまえはただの柔らかい床。この上で踊る?それとも飛び跳ねて遊ぼうか?
わたしが少し動くたびに辛そうな声がするけど、なにをしたって大丈夫。だって、おまえはこんなに元気な男なんだもん。
ボーイフレンドやオーランドブルーム以外の男なんてね、わたしにとっては男じゃないの。
そう耳元で囁くと、おまえは厳重な猿轡の隙間からうーうーとくぐもった声を漏らす。なあに?悔しいの?それとも馬鹿にされて喜んでいるの?
ねえ、だからおまえの粗末なコレもね、わたしにとってはただのオモチャでしかないわけ。
こんな惨めな目に遭っているのに、なんでココ硬くしてるの?懸命に天を向いて、涎をだらだら垂らしてる。拘束した縄の隙間から覗く紅潮した肌を、そしてその硬くなったソレを指先で撫でると、おまえは身体をびくんと震わせて眼を閉じた。
彼のはね、こんなに粗末じゃないわよ?もっと大きくて、立派で、いつもわたしを気持ちよくさせてくれる。それに比べておまえのコレは何よ?ちっちゃくて貧相なくせに、なんで一丁前に硬くしてるわけ?こんなのじゃ何の役にも立たないじゃない、せめてわたしの遊び道具にくらいは使えるよね?
さあ、何して遊んでやろうか。わたしの役に立たないモノなんて、どうなってしまっても構わない。ぎゅうぎゅうに締め付けてやろうか、電気を流して遊ぼうか。それとも思い切り踏み潰す?握りしめて壊してしまう?
ボーフレンドやオーランドブルーム以外のペニスなんて、わたしにとってはペニスじゃないの。
なぜか最近、寝取られ(比較されてのdisを含む)からのCBTのマゾによく会う。寝取られファンタジーもCBTも好きだから嬉しい!楽しいよね、寝取られ。いつかマゾをクロゼットに監禁して、その部屋でセックスするのが夢です。ベーシックに正座させて見せつけるのも良いけど。
プレイに第三者の影をちらつかせるのも好き。他のマゾでも、他の男でも、他の女でも、他の女王様でも。
・・・ちなみにこういう例えの時によく「オーランドブルーム」って言うんだけど、わたしは別に彼のファンではありません。不思議ね、きっと語感が好きなんだと思います。