続けてそんな話をするのもどうかと思ったんだけど、今日も体液のお話。
嫌いなひとは、読み飛ばしてください。
前のエントリーと近いから、おなかいっぱいのひとも読み飛ばしてください。
彼はわたしの吐瀉物で、わたしの体温を感じるという。
わたしの中に吸い込まれていったヨーグルトやゼリーやバナナは清潔にパッケージングされていて冷蔵されていて、いきもののにおいを感じさせない。
わたしの身体を通り抜けて、無機的だったそれらはいのちを持つ。
生温かく、ぬめりを持ち、あなたを犯す。
吐くのに伴う生々しいその音、肌を打つねっとりとしたその質感、鼻につく酸っぱいその臭い、飲み込むのが容易ではない刺激を伴うその味、体温よりも遥かに高いその熱、そして歪むわたしのその表情のすべてが、あなたを侵す。
それはとても静かに(ある種の音を除いては)、淡々と行われる。
最低限の言葉と最高の笑顔、そして吐き出されるそれだけを使って。
もっとわたしを感じてよ。
もっとわたしを貪ってよ。
からっぽになって胃液すら出なくなるまで、与えたい。
にこやかに笑いながら、あなたを汚したい、貶めたい。
だってそれが、あなたに対するわたしの愛情なんだ。
反動を伴う責めが、わたしは好きだ。
それは例えばこちらも痛みを負うビンタやスパンキング、長時間の鞭、良心が咎める酷い罵倒、出来の悪い奴隷を連れてのお出掛け、身体ひとつでの過酷な体罰、そして排泄。
正直言って、吐くのはこちらにも相当の「実感」を伴う。でもだからこそ、わたしはあなたを侵しているのを感じるんだ。とてもリアルに。とても官能的に。
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