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なんの穴かはナイショ
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初めて会う会員さんとのセッションは、楽しいけれど難しい。

「乳首責めが好き」
と言っても、それは柔らかくセンシュアルな責めを指しているのかもしれないし、ハードな拷問のことかもしれない。
「一本鞭で打たれ続けたい」
からって、痛みに強いとは限らない。
「唾が好き」
というのが、「とにかく唾や痰をたくさんいただきたい」という意味だったり、「口にするのは嫌だけど、顔にかけられるのは好き」だったり、「嫌がってるのに無理矢理飲まされたい」という願望だったり・・・

ファンタジーは、ほんとうに千差万別。

そこのところをディスカッションで丁寧に埋めて行くわけですが、言葉で説明するのって難しいわよね。恥ずかしがって本当のことを喋らないひともいるし、全てのプレイについて話すことなんて不可能に等しい。

プレイを重ねた人ならば、なんとなく「この人は実はこんなの好きなのでは?」ってピンと来ることもある。でも初めてのセッションだと、ディスカッションとあなたの反応を手掛かりに探っていくしかないのだ。


加減し過ぎて悔やむよりは、思いっきりやり過ぎて後悔した方がまし。
・・・というのが私の考え。SMに限らず、全てのことに於いてね。

「言えなかったけど、本当はあんなことやってみたかった」
「想像通り過ぎてつまらなかった」
そんなこと、思われたくないもん。せっかくなんだから、満喫して帰って欲しい。

とあるセッション、はじめて会った彼は「足奉仕と乳首責め以外、興味ない」と言い切った。痛いのが苦手で、女の人の足が好きで、体液はNGで・・・ディスカッションで彼が語った言葉を反芻しながら、セッションを進めていった。痛いのが苦手と言っていたのに、ビンタされて興奮しているのが分かったし、話には出なかった圧迫で感じるのも分かった。「おまえは私のベッドよ」と彼の上に寝そべると、私のお尻の下で勝手に射精してしまった(その後こっぴどく怒られた)。

「乗られるのがあんなに気持ちがいいなんて、知らなかった。」
私も気持ちがよかった。初めてのセッションだったのに、なんだかとってもしっくり来た気がした。

もちろん、あなたの嫌がることを無理矢理したりはしないよ。
プレイを造るのは、あなたと私。
はじめてのセッションは、一生に一度しかないんだからね。

でも、二度目以降は・・・ちょっと暴走しちゃうかも(笑)


ここから私信

ビン太さん
紫色になるまでやっていいなんて、有り難いわね!
私の手のことなら、心配しないでいいわよ。むしろ本望(笑)

けんいちさん
可能どころか、好きよ。
他にはどんなお道具に興味を持ってるの?
クリップとかも好きなのかしら?


[ 2009-04-21 (Tue) 20:20 ]  
   Category:ふつうのはなし