2ntブログ
なんの穴かはナイショ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ -------- (--) --:-- ]  
   Category:スポンサー広告

まわりに人気がないのを確認して、わたしは左手でスカートをたくし上げました。

普段はノーパン、もしくは薄くて小さなシルクシフォンのTバックを着けているわたしですが、今日はピッチリと肌に沿うビキニショーツを穿いています。その下着の中に、わたしは右手に握ったTくんを押し込みました。

フィリップリムのミニスカートの下の、エレスのショーツの下・・・素敵な男の子だったTくんは、いまはわたしの最もプライベートな部分に仕舞われてしまいました。

息が苦しいのかしら?それとも、生理の終わりかけの匂いが刺激的過ぎたのかしら?ぴったりと肌に吸い付くショーツの中で、Tくんが必死にもがいているのを感じます。そうやって逃げ出そうともがけばもがくほど、唾液で湿った彼の全身がわたしのあそこを刺激します。その刺激をわたしが感じれば感じるほど、溢れ出す分泌液がショーツを重く湿らせ、彼の呼吸を困難にするでしょう。

これがわたしの考えた、最低で最高のおしおき・・・抗うほどに自分の首を絞めることになる、蟻地獄のような監禁。これから彼は、わたしの肉体的な快感と精神的な満足のためだけに生かされるのです。





「ねえ、Tくん知らない?」

さっきまで彼がいたはずの病棟の中、わたしは白衣を身にまとったA美に話しかけます(そう、彼女もTくんと同じ病院で働いているのです)。

「どうしても来てくれって呼び出されたのに・・・まあ、いいわ、どうせあまり会いたくなかったし」

「え、どうしたの?あんなに仲良かったのに~」

心配そうな顔で、A美が言いました。本当は嬉しいくせに。ふふ、あんたの好きだったTくん・・・格好良くて優しくて逞しかった彼は、もう一生ここには来ないのよ。A美の耳元に顔を寄せ、小さな声で囁きます。

「ここだけの話だけど、彼、超変態だったの!顔を踏んでくれとか罵ってくれとか、おしっこ飲ませてくれなんてキモチワルイこと言うし、しかも超くっさい短小包茎!!今日もね、どうしても職場で殴られたいなんて言うのよ?やってくれないと別れないって言うから仕方なく来たんだけど・・・いなくて良かったわ~」

あはは、とんでもない濡れ衣!!!

こんな姿に成り下がっても男のプライドは残っているのでしょうか、Tくんが下着の中で一層激しく暴れます。馬鹿ね、そうやって暴れたって、誰にも気付いてはもらえないのに。それどころか、彼の白衣のゴワゴワした肌触りや濡れた髪の刺激が、もっともっとわたしを気持ち良くさせるのに。

あまりのことに絶句してしまったA美を残して、わたしは病院を後にしました。・・・粘膜に彼を感じながら。







あれから数ヶ月が経ちました。

Tくんの失踪は一時は頻繁にニュースにも取り上げられていましたが、なんの進展も無いまま月日が経ち、いまや彼に対する世間の関心は失われてしまったようです。おしゃべりなA美が言いふらしたのでしょう、友達の間では「Tくんは超変態らしい、きっとアブないオナニーでもし過ぎてどこかで野垂れ死んでるんじゃない?」なんて噂されています。

「うん、うん・・・じゃあ一時間後に」

急な飲み会のお誘い。M子ちゃんは飲み会だと言っているけれど、どうやら急遽人数が足りなくなった合コンのようです。少し面倒ですが、友達の頼みとあっては断るわけにもいきません。

電話を切ると、キッチンに向かいます。大きなグラスにサーバーの水を注ぎゴクゴクと飲み干すと、穿いている白いショーツの中から粘液まみれのTくんをつまみ出し、空いたグラスの中に放り込みました。

「そろそろ洗わないとね」

勢い良く注いだ水でグラスの中をすすぎ、軽く水を切ったグラスとTくんをカウンターの上に置きます。さっきまで延々と奉仕させ続けたせいか、Tくんはぐったりとしているようです。以前の逞しさなど見る影もなくやつれたTくんの貧相な裸(汚れてしまった服はとっくに脱がせてあります)が少しかわいそうになって、わたしは冷蔵庫からほうれん草の葉を一枚とキューブ状の小さなチーズを出してあげました。


チーズにがっつくTくんにグラスを被せて、わたしはバスルームに向かいます。

さあ、出掛けるまで時間がないわね。軽くシャワーを浴びて、髪をセットしてお化粧して・・・この間買ったミュウミュウのブラウス着ようかな?それともいちばんお気に入りのヌードカラーのワンピースの方がいいかしら。それにルブタンのメリージェーンを履いて・・・

行く気がなかったとはいえ、せっかくの合コンです。ばっちりおめかしして出掛けたい、そして、どうせだったらいい男を引っ掛けたい。

もちろん、下着の中にはTくんを忍ばせて行きます。そして下着の中で、ずうっと奉仕させるつもり。そうやって溢れる刺激的なわたしの香りは、きっとどんなフェロモン香水より効くに違いないでしょうから・・・。





(おわり)


[ 2011-03-10 (Thu) 17:27 ]  
   Category:七こすり半劇場