またしても、人間馬の話題です。
先日、馬之介さん(人間馬オーソリティーの方。どうせ誰だかバレちゃうから、お名前出してもいいそうです・笑)に『人間馬に乗るための講習』をしていただきました。
(私服で失礼・・・)
本物の乗馬経験はあるけれども、二足歩行の人間馬に乗った経験はそう多くない。名乗り出てきた馬候補生達から受ける質問にも、明確に答えるのは難しかった。
今回は、乗りこなし方や鐙の使い方のコツ以外にも、人間馬の装備についてもお話を聞いてきました。実際、その手の質問が一番多かったからね・・・何を揃えれば良いのかとか、必要なものはどこで買えるのかとか。
「はみ」(写真左)と「あぶみ」(写真右)は、最低限必要みたいです。
「はみ」はヘッドハーネスと口に咥えるピース、そして手綱と連結しています。手綱は絶対に必要だものね。
市販のバイトギャグやヘッドハーネスをカスタマイズして、オリジナルのものを作ることが可能です。細工次第では本物の馬みたいに、口元から手綱を出すことも可能。
「あぶみ」は、乗り手がバランスを取るのに必要になってきます。もしこれがなかったら、馬は乗り手の体重を首だけで支えなくてはいけません。あぶみを履くことによって、体重を三点に分散させることが出来るのです。
もちろん、馬に指示を与えるのにも使います。何も履いていない状態で、バランスを取りながら馬を蹴っ飛ばすのは不可能に近いもんね。
あぶみは実際の乗馬用のものを、ボディハーネスに取り付けて使います。ということで、ボディハーネスも必要になってきますね。ボディハーネスについてはまた後で触れようと思います。
あぶみを履く足に、このような拍車をつけることも可能。
恐ろしい・・・こんなので蹴られたら、たまったもんじゃないよね。この拍車、初心者にはオススメ出来ないそうです。痛すぎて、逆にスピードが落ちてしまうんだって。それもそのはず、画像をクリックして拡大してみてください。・・・拍 車 に 血 が 付 い て る !
わたしも拍車をつけたまま試し乗りをしてみたのですが、軽く当てただけで血が滲んでいました。
拍車も、通常の乗馬用を使用します。ただ、こちらはハイヒールブーツ用にカスタマイズされたもの。ヒール有りのブーツで乗られたい、且つ拍車を掛けられたいマゾ馬には、そういうカスタムも必要になってきますね。
長くなってきたので、続きはまた今度。
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