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なんの穴かはナイショ
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本当は、土足を舐めさせるのが好き。

プレイ用の綺麗なブーツやハイヒールももちろんいいけど、普段履いている底の汚い靴を舐めさせるのはもっと興奮する。



「今日はね、お買い物してここに来たんだよ」

足元に伏せる下僕の鼻先に黒いハイヒールの足をちらつかせながら、わたしはひとり呟く。ストッキングの足とパンプスの間に出来る僅かな隙間が心地よく、わたしは歩き詰めで蒸れた足を冷ますかのように爪先に引っ掛けたパンプスをひらひらさせる。

「ほら、さっさと綺麗にしなさい!」

突然の厳しい口調に下僕は弾かれたように顔を上げ、そのためだけについている舌をめいっぱい伸ばすと、エナメルの艶の美しいパンプスの側面から丁寧に舐め始めた。アッパーから舐めるというのは、わたしの指示だ。だって汚い靴底を舐めた後に革の部分を舐めたら、汚れちゃうでしょう?

今日のところはわたしの言いつけを忠実に守って、側面から舐めている。土踏まずのへこみがなだらかなカーブを造る内側、パンと張ってわたしの足の存在を感じさせる外側、尖った爪先、そして細いヒールを口に含み、フェラチオするように舐めていく。

「さあ、ようやくいちばん美味しいところね・・・おまえ、大好きでしょう?」

下僕の舌がゆっくりと、靴底に到達した。僅かに付着していた細かな砂粒のようなものが靴底と下僕の舌の間でジャリジャリと擦れている感触が、革のソールを通してわたしの足の裏に伝わってくる。うふふ、辛いよね?情けないよね?でもそれが、靴掃除下僕のおまえの役目。靴底の砂利くらいで怯んでは駄目。もっと辛くしてあげる。

「あそこのデパート、今日すごく混んでてね、トイレなんか長蛇の列だったんだから」

下僕の舌が、ピタッと止まる。トイレが混んでいた・・・それはわたしがデパートでトイレに入ったことを意味するのだから。この靴を履いて、誰もが使う、トイレに入った。

「しかも個室の床がビショビショに濡れててね、もう最低。うっかり濡れているところを踏んで、転びそうになっちゃって」

間抜けにも舌を出したまま、下僕はちいさく「ああ・・・」と呻いた。トイレ、個室、濡れている・・・そんなフレーズがぐるぐると頭の中を巡っているのだろう。そうよ、おまえがいま舐めているこの靴で、わたしはトイレの床に出来た、正体不明の水溜りを踏んだの。

「前に小さな女の子が入っていたから、もしかしておしっこをこぼしちゃったのかもね・・・ってほら、なにぼんやりしてるの!?さっさと舐めなさい!!」

愕然としている下僕の頬を、爪先で軽く小突く。ほら、さぼっていては駄目。そんなところを踏んでしまったからこそ、こうやっておまえに綺麗にしてもらう必要があるんだから。辛くても、情けなくても、おまえの仕事はわたしの靴を綺麗にすること。わかった?


boot01.jpg

そんな話の後ですが、新しい「プレイ用」のブーツ。

泣く子も黙る、COMEX!足に吸い付くような細身のシルエット、滑らかなレザー、細いピンヒール、繊細なトゥのライン、どこから見ても美しいブーツです。今回は、わたしのチャームポイントの膝が出るレングスにしてみました。

土足はちょっと・・・な見習い靴掃除下僕はこっちだね。



[ 2009-11-23 (Mon) 17:22 ]  
   Category:ふつうのはなし