「ターキーのダブルミートでパンはウィートをトースト、ピーマン・ピクルス・レタス抜きでオリーブ増量・・・いい?間違えたらお仕置きだからね!!」
淀みない早口でそう言って千円札を突き出すと、あわれパシリくんはよちよちとレジの方へ歩いていく・・・真っ白なワンピースを着て、黒いストッキングとピンヒールを履いて。
恥ずかしい格好のままの彼に、サンドウィッチを買いに行かせた。
わたしはお席でコーヒーを飲みながら待つ。
店員の若いおねえさんに必死でオーダーを伝える彼の腰は、なまめかしくくねくねと揺れている。初めてのピンヒールと、おなかにたっぷりと注がれたわたしの聖水のせいだろう。少しでも気を抜いたら、そこでおねえさんと話しながら漏らしちゃうわね。・・・まあ念のため、ワンピースの下にはオムツを穿かせてあるけど。
緊張のせいか、それともバカなのか・・・何度もオーダーを間違えてはそのたびに、レジの横の席に座っているわたしに呼びつけられて大声でミスをなじられる。「だーかーらー、抜くのはトマトじゃなくってピーマン!」
ようやくお会計までこぎつけたパシリくん。さて褒めてやろうかと待ち構えていると、指示したわけでもないのに領収書を貰っているみたい・・・「はい、はい・・・アナル・・・・・え~っと・・・」
なんて恥ずかしい文面!!!こんなもの貰う余裕まであったなんて・・・それにしてもあのときのレジのおねえさん、こんな変態を野放しにしてしまってごめんなさい。
しっかりお仕置きしておきましたので、許してください。
P.S.
あれだけ言ったのに、ピクルスが入っていました。
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