さて、今日は「好きな映画」のおはなし。
ここ数年は観る本数がぐっと減りましたが、もともと映画は大好き。・・・いや、「好き」というよりも「当たり前に身近にあるもの」だった。思えば行動の自由の無かった子供の頃にわたしの脳みそを遊びに連れて行ってくれたのが、映画と本だった気がします(それで脳内だけませたムッツリ変態になってしまったのかもね)。
そんなわけで、今日はたくさんある好きな映画の中でも「ませた女の子」が出てくるものに絞って紹介したいと思います。
シベールの日曜日 HDニューマスター版 [DVD] (2010/06/26) ハーディ・クリューガー、パトリシア・ゴッジ 他 商品詳細を見る |
この映画を「ロリコン映画」だと評する人もいますが、わたしはそうは思いません。確かにロリコン的映画によくある「子供みたいな大人の男」と「大人びた少女」のお話ですが、これは単純な「美しくも哀しいラブストーリー」・・・小悪魔的な魅力を纏った少女とそれに翻弄される中年男の話などではありません。この映画は彼らの年齢と環境に関わらず、純粋であることの愚かさと恐ろしさを描いたもののように思えるのです。
Patricia Gozziがかわいい。
ペーパー・ムーン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] (2006/04/21) ライアン・オニール、テイタム・オニール 他 商品詳細を見る |
こちらはうって変わって明るい気持ちで観られる映画。少女というよりも少年っぽい見た目のアヴィですが、彼女は既に女のたくましさを身につけている。賢くて、ずるくて、強い。大人びて見せるほど子供っぽく、子供らしさを見せるほど女っぽく見えるアヴィのキャラクターが、大好き。
Tatum O'Nealもかわいい。
観終わったあとにぎゅっと胸が苦しくなる映画と、心が軽くなる映画。かわいくてませた女の子が出てくるという共通点はありながらも対照的な映画二本をご紹介しました。偶然にも二本ともモノクローム・・・なので、ついでにこれも。
裁かるゝジャンヌ クリティカル・エディション [DVD] (2005/08/27) ルイーズ・ルネ・ファルコネッティ、ウジェーヌ・シルバン 他 商品詳細を見る |
モノクロ、かつサイレント。大して好きだと思ったこともないのですが、なぜかクリスマスが近くなるとこれが観たくなります。そろそろそんな季節ですね。
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