テレビだったかネットだったかも忘れてしまったけど、どこかの国の養豚場の様子を見たことがある。
褐色の肌の豚追い人がバチバチ電気の流れる豚追い棒を手に、豚たちを畜舎へ追い込んでいくのだ。かわいそうな豚たちは電流に怯えて我先に畜舎へ入ろうとするのだけど、慌てすぎてパニックになったせいかあらぬ方向へ走り出す子もいたりして・・・するとすかさず豚追い棒でおしりを叩かれる。電流のショックで甲高い悲鳴を上げる薄汚れた豚。そしてその悲鳴に驚いた他の豚たちは更にパニックに陥り、走り出し、叩かれ、悲鳴を上げ・・・
かわいそうで見てられなかったわ。うふふ。
あのかわいそうな豚たちの眼が忘れられなくて、わたしも豚追い棒を手に入れました。
ほんとうはキャンプなんかで虫を退治するための電流ラケットなんだけどね。試してみたら、本気でイラっとするくらい痛かった。脱毛の痛みに近いわね(って、男子はそんなのわからないか)。
豚追いについて調べていたら、「親和的家畜育成および馴致管理によるヒトへの恐怖心低減と生産性向上」っていう論文を見つけた。畜産に関する論文なんてもちろん読んだのは初めてだけど、なかなか面白かったです。
ただ、わたしのブタには当てはまらないみたい。
脅して、恐怖を与えて、たまには体罰も・・・そうやって飼わないと自分がブタだってこと忘れちゃう、頭の悪いブタだからね~。
| Home |