最近、新しくシオラに入会した海外の方とセッションする機会が続きまして。
はじめてセッションする際には「なぜSMに興味を持ったの?」というお話をすることも多いのですが、何人かのマゾの口から「ナミオハルカワのアートを見て・・・」という返答がありました。
(これはわたしが資料用に持ち歩いている春川ナミオファイル)
春川ナミオの描く世界観がだいすきです。
自分の愉しみと快適さだけのために、男を使う。悠然と。ふてぶてしく。豊満な肉体と、余裕の表情。わたしがSMを好きな理由の、最もプリミティヴな部分を煮詰めたようなこの世界観。
SMに触れた経験もバックグラウンドも違う人たちにもしっかりと伝わるんだなあと感慨深かったです。
ああ、顔面騎乗したいなあ。
ひさしぶりにお写真が更新されました!
シンプルなボンデージと、みんな大好きガーターとコルセットの組み合わせ。どちらがお好み?
是非チェックしてみてくださいね!
http://rieasagiri2008.kir.jp/Ndomina/nana/nana.html
こじんまりとした和食の店のカウンターで隣り合って食事をして、そのあとは薄暗い静かなバーでお酒を飲んで…どちらもキミの行きつけだったわね。
嫌な男。
はじめてのデートで自分の行きつけの店に連れて行く男、そしてその店主に「いまこの子を口説いているんだよね」なんてさらりと言ってのけるような男…そんな年上の男を私は何人も知っている。誰もが自信に満ちていて、遊び慣れていて、これまで女に不自由もしてこなかったのだろう。
嫌な男。
趣味の良い部屋の革張りのソファに腰掛けながら、私はそんなことを考える。こうやって、何人もの女をここに連れ込んだのね。「この映画観たことない?じゃあ観ようか」スマートに照明を落とすそのテクニック、一体いままでに何度使ったの?
…さて、どうしてやろうか。
画面の光を受けて白く瞬くキミの顔に、そっと顔を近付ける。受け入れようとするキミの顔を不意に掴むと、耳元で囁いた。ねえ、ゲームしようか。
キミの頬を掴んだまま、立ち上がる。そのまま片手でスカートをたくし上げると、ゆっくりとパンストを降ろしていく。いいわね、その呆気にとられた顔。でも、拒絶する暇なんて与えない。片脚ずつ引き抜いたそのストッキングを手に、抱き付くような体勢でキミの腕を後ろに回して拘束した。さようなら、ピエールマントゥー。私のお遊びのために犠牲になってね。
暖かくなったり、寒くなったり。安定しないお天気が続きますね。寒いのが好きだけど、そろそろ冬にも飽きてきたわね。早く素足でサンダル履きたいな。
春が近付いてるからかしら?物欲に火が着いています。最近一本鞭を紛失してしまって、新調しようと色々見ていたはずなのに・・・なぜか拘束具やらラバーやらハイヒールのブックマークが増えていく・・・というか既にたくさんポチってしまった・・・。
3月27日(火)、通常出勤日ですがお休みをいただきます。お買い物天国の香港に行ってきます、こわいです。
あれは、重く湿った空気がまとわりつく気温の下がらない夏の夜だった。
退屈なデートの帰りだったかしら?それともなにか腹の立つことでもあった?・・・もう忘れちゃった。とにかく腐った気持ちで通りすがりにたまたま押したそのバーのドアの重さと、開けた瞬間に肌を撫でた冷たく乾いた空気の心地良さは覚えている。
「今日は何曜日だったかな?」
隣に座るキミにそう声をかけられたのは、私の2杯目のグラスが空になる頃だった。「えーっと、木曜・・・あ、いま金曜日になったところです」真面目に答える私に被せるようにキミは真面目な顔をしてこう言った。金曜日のうちに、また会える?
口を開いて二言目に誘ってくる早急さやそんな気障な言い回しを気に入ったわけでは決してないけれど、思わず笑ってしまった私の負けだと思った。そうして私に一杯のお酒をご馳走してすぐに、キミは帰っていった。それから約22時間後、私はキミに2杯目のお酒をご馳走になった。
そうしてその数時間後、まさか私の足の下敷きになって射精してしまうなんて、キミは想像もしていなかったでしょう?
(つづく)