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なんの穴かはナイショ
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「やだ、いやらしい。M、どこ見てるの?木下さんの足ばっかり見て。」
さすがになにかおかしいと気付いたのだろう、こちらをそっと窺っている他の店員さんたちにも聞こえるように、私は少し大きな声で言った。パッと目を逸らすM、そっとスカートの裾を引き下げる木下さん。
「木下さん、今日は履かせてくれなくて結構です。それよりここに座ってお喋りでもしませんか?」
「でも・・・」
「他のお客さんが来るまでで構いませんから。ね、いいでしょ?」
戸惑いながらも靴を絨毯の上に置き、木下さんは私の隣に腰を下ろした。Mは膝の上に置いた手を握りしめて、まだ俯いている。
「木下さん、お久しぶりですよね。この間修理に来た以来だから・・もう二ヶ月ぶりくらいですかね?」
そんな普通の話をしながら、私は右足でMの股間をギュッと踏みつけた。
Mと木下さんが、驚いた顔で私を見た。ソファの背面側にカウンターがあるので、向こうにいる店員さんからは私の足元は見えていない。
「やっぱりこのブルーのやつから履いてみたいなあ。」
びっくりしている二人を尻目に、私はのんびりとした声を出した。もちろん、右足はMの股間をグリグリしながら。
こんな所を初対面の女性に見られている恥ずかしさからか、Mはブルブルと手を震わせながらも私の右足を自分の股間から持ち上げて、そっと靴を脱がせた。
「いつもの通りにね。」
抗っても無駄だと諦めたのか、それとも興奮が羞恥に勝ったのか。
Mは両手で持った私の足に迷うことなく自分の鼻先を近づけると、スースーとストッキングの爪先の匂いを吸い込みながら、そこに口づけた。
「そう、いい子ね。」
Mが私の足にブルーの靴を履かせる。Mにはもう、戸惑う様子は見えない。ブルーの靴の右足をもう一度Mの股間に置くと、そこはさっきとは違って固くなっていた。(続く)

[ 2009-01-12 (Mon) 03:40 ]  
   Category:七こすり半劇場

Mが私の隣にそっと腰を下ろす。
よく耳を澄ませてみると、わずかにヴヴヴとモーター音がしていた。いまはかなり弱めだからこの程度だが、最強にしたら近くにいる人間には気付かれるくらいの音が出るだろう。目論見通りだ。
「M、なんか変な音が聞こえるよ。おまえの下半身からみたいだよ。」
自分では気付いていなかったのだろう。Mの耳元でそう囁くとMはハッと弾かれたように顔を上げ、震えるちいさな声で「お願いします、止めてください」と哀願した。
「何を言っているの、さっきそこのカフェのトイレでおまえが自分でお尻に突っ込んできたんじゃない。いじめて欲しいんでしょ?」
「・・・それは、七さまがそうしろと命令なさったから・・・」
Mの言葉を無視して、私は続ける。
「それよりも・・・おまえ、座る場所が違うんじゃないの?誰が私の隣に座っていいって言ったの?」
「そんな・・・お許し下さい・・・」
「じゃあ、いいけど。その代わりこれは強くするからね。音も大きくなっちゃうよ。おまえがどんなに気付かれないように頑張っても、いやらしいものを突っ込んでるって音でばれちゃうね。それでも良いならこのままそこに座っていれば?」
私は太腿の上で握っていた手をそっと開いてリモコンを見せた。さっきバッグから手を抜き取った時に手の内に隠し持っていたのだ。
「・・・!」
Mは一層顔を赤らめると、考えを巡らせているのか少しの間目を閉じて下を向いた。そして諦めたのだろう。のろのろと立ち上がると絨毯の上・・・私の足元に、ひざまずいた。

「すみません、お待たせしました!」
そこに、靴の箱をいくつも抱えた木下さんが帰ってきた。
私の足元に正座して俯くMに気付くと一瞬びっくりした顔を見せたが、そこはさすがプロ。すぐにもとのにこやかな笑顔に戻ると、Mから少し離れた私の左側に片膝をついて靴を並べ始めた。
「こちらがさっきお話ししたザノッティです。」
「わあ、綺麗な色!すごい私好み。どうしよう、今日はシンプルなの探しにきたのにこっちを買っちゃいそう…。」
「でしょう?七さんの好みは良く存じ上げてますから。」
美しいブルーの華奢な靴を手に取り、木下さんはいつもの通りそれを穿かせてくれようとする。しゃがんでいるためにグレーのタイトスカートがずり上がり、黒いストッキングに包まれている木下さんの太腿はかなり露になっている。ちらりとMに目をやると、俯きながらもやっぱりMはチラチラと木下さんの足と、ブルーのサテンの美しい靴を盗み見ていた。
そう、Mは重度の足フェチ・靴フェチなのだ。(続く)

[ 2009-01-06 (Tue) 23:17 ]  
   Category:七こすり半劇場

にこやかに微笑むドアマンに瞳だけで笑い返し、大きなドアをくぐる。

ホリデイシーズンも終わった平日のバーニーズには人もまばらだった。
地下二階のシューズフロアに先客はおらず、4人の店員が一斉にこちらを見る。
「○○さま、いらっしゃいませ。」
栗色の髪を後ろで一つに束ねた、色白でかわいらしい感じの女性がすかさずこちらに歩み寄ってくる。ここで買い物をするときにいつも接客をしてくれる木下さんだ。
「明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願い致します。」
いつもは結構親しく世間話もする木下さんだが、今日はなんだかよそよそしい。多分、いつもは一人で来る私の後ろでモジモジしているMに気を遣ってのことだろう。
「お願いされなくっても私、いい靴買うときはここでって決めてますから。木下さん目当てで。」
私がおどけてそう言うと、ようやく木下さんはいつもの笑顔になった。
「そんな、光栄です。あ、七さん、年末にザノッティのかわいいパンプス、珍しく小さいサイズが入ったんですけどお試しになりません?まだ店頭に出してないんですけど・・・」
「わぁ、ほんとう?ザノッティって小さいサイズすぐ売れちゃうからなかなか買えなくって。あと今日はピンヒールのシンプルなパンプスを見たいので、ルブタンの9センチヒールも見せていただいていいですか?あとは、なにかお勧めのものを。」
「じゃあ、いくつか見繕ってお出ししますね。」
後ろのMに一瞥もくれず、私は木下さんとお喋りしながら中央のソファに腰を下ろした。

「少々お待ち下さい、すぐにご用意いたしますので。」
一礼してバックルームに向かう木下さんの後ろ姿を見送ってからようやく、私はMを見た。
初めて女性の靴の売り場に足を踏み入れた戸惑いからか、これから何が始まるのかという不安からか・・・それともいま私がスウィッチをオンにした、Mのアナルに仕込んであるリモコンバイブのせいか。
Mは顔を赤くして下を向き、その場に立ち尽くしていた。
「M、そんな所に立ってないでこっちに座れば?」
いつもMに話しかけるのとは違う、柔らかい口調でMを呼ぶ。が、Mは固まったままだ。私はバッグに手を突っ込むとバイブレーションを一気に最強にして、リモコンを握りしめたままもう一度Mを呼ぶ。Mはビクッと一度大きくからだを震わせたが、異変を気付かれまいと必死に耐えている様子だ。
「ほら、は・や・く!」
Mが小さくうなずき覚束ない足取りで歩き出すのを確認してから、私はバイブレーションを弱めるとバッグから手を抜いた。(続く)


[ 2009-01-05 (Mon) 14:34 ]  
   Category:七こすり半劇場